多くの場合、不動産購入することになったら、ローンを利用することになるかと思います。
いろいろな種類がありますので、それぞれの特徴を比較しながら自分に合っていると思うものを見つけてください。
ここでは、不動産購入に利用できるローンとその特徴などについてご紹介します。
不動産購入にどんな種類のローンを組めるのか
いろいろな銀行や信用金庫などで、住宅ローンが用意されています。
また、物件を取り扱っているハウスメーカーと金融機関の連携の元、提供している提携ローンもあります。
こちらは、審査が早く、手続きに関しても比較的簡単であることが特徴です。
新築マンションを数多く販売しているような会社では、この提携ローンが用意されていることが多いようです。
財形融資は、勤め先で一年以上の財形貯蓄をおこなっており、50万円以上残金がある方が利用できるものです。
また、自治体によっては、物件の購入やリフォームなどに対して独自の制度を設けているところもありますので、確認してみてはいかがでしょうか。
ほかにも、「フラット35」や「リ・バース60」などもあります。
不動産購入にローンを選択するポイントについて
できるだけ住宅購入にかける費用を抑えたいとお考えの方が多いと思いますが、選択するポイントとして返済期間もしっかり考えることをおすすめします。
なぜなら、返済期間が長くなればなるほど、利息が増えやすくなり、総返済額が上がる傾向があるからです。
また、ボーナス時加算も合わせて検討してみてください。
ボーナスが入る月に通常よりも多く支払う方法で、スムーズに支払うことができれば総返済額を抑えることも可能です。
しかしながら、ボーナスがカットされると支払いが大変になってしまうため、慎重に考えて判断してください。
不動産購入にローンを組む場合の金利について
ローンを選ぶ場合、金利だけ比較して安い方を選ぼうと考える方もいますが、これはあまりおすすめできません。
それよりも、その特徴を知ってその上で納得してから選ぶことが大切です。
「固定期間選択型」と「変動型」は金利が安い傾向がありますが、返済中に変更になる可能性もあり、場合によっては返済額が増えることも考えられます。
「全期間固定型」は、金利が高めになっていることも多いですが、返済途中で金利が変わってしまうことがありませんので、計画が立てやすいといったメリットがあります。