家の間取りや日当たりなどと同じように、家の構造も住み心地に大きな影響を与えます。
しかし、建物構造といってもさまざまな種類があり、どれを選んだら良いのかわかりにくいものです。
そこで今回は、建物構造の1つである鉄筋鉄骨コンクリートに着目し、そのメリットとデメリットについてご紹介します。
どのような人なら快適に暮らせるか、おすすめポイントもまとめたのでぜひ参考にしてみてください。
鉄筋鉄骨コンクリートのメリット
鉄筋鉄骨コンクリートには、安全性・耐久性・防音性・設計の自由度という4つのメリットがあります。
まず、木造や軽量鉄骨造に比べ、鉄筋鉄骨コンクリート造には、地震による倒壊や火事を防ぐ効果が高いと言われています。
柱や梁に、燃えない素材であるコンクリートが入っているからです。
また、鉄筋とコンクリートの組み合わせは、双方の特性上、脆さが補い合えるため強度が出ます。
腐る心配もないので、他の建物構造と比較しても耐久性が高いのです。
さらに、柱や梁の位置取りが自由に決めやすいので、家の間取りなど自由度の高い設計ができます。
また、防音効果も期待できるでしょう。
鉄筋鉄骨コンクリートのデメリット
鉄筋鉄骨コンクリートには、費用が高い・電波が入りづらいといった2つのデメリットがあります。
まず、他の建築構造と比較すると鉄筋鉄骨コンクリート造は建築費用が高くなります。
建物の躯体にコンクリートや鉄骨がふんだんに使われるため、Wi-Fiなどの電波も入りにくいでしょう。
また、壁の材質やコンクリートの厚みでも防音効果は左右されるため、必ずしも防音性に優れた家になるとは限りません。
もし、防音効果を狙って鉄筋鉄骨コンクリートを検討する場合は、間取りや建築構造は今一度しっかりと確認しておきましょう。
隣の家や構造によって、防音効果が半減してしまうので注意が必要です。
鉄筋鉄骨コンクリートの建物構造がおすすめ人とは
鉄筋鉄骨コンクリート造の特徴は、安全性と耐久性です。
つまり「地震や火事で家が壊れないか心配」「安心して暮らしたい」という人は、ぜひ鉄筋鉄骨コンクリート造の家を選びましょう。
また、自宅の通信環境も鉄筋鉄骨コンクリートに適したものを準備できるとベストです。
有線LANを使用する、または波長の長いLTEモバイル回線、いわゆるスマートフォンの回線であれば、鉄筋鉄骨コンクリート造の建物でも問題なく電波が入ります。
設備の検討と合わせて、料金プランの見直しをしても良いでしょう。
さらに、鉄筋鉄骨コンクリートでは、自由度の高い設計ができ、防音性に優れた部屋が作れるのも大きな魅力です。
自宅にシアタールームを設けたい人や、多少費用が上がっても、窓の位置取りなどこだわった家作りがしたい人におすすめです。
まとめ
鉄筋鉄骨コンクリート造のメリットとデメリット、住み心地からどのような人が快適に暮らせるかについて解説しました。
地震や火災などの災害に敏感な人は、鉄筋鉄骨コンクリートがおすすめです。
予算に余裕があり、希望の間取りを叶えたいのであればぜひ検討してみてください。
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