空き家を放置していても、良いことはあまりありません。
そのため売りたいとお考えの方も多いと思いますが、売る方法がいくつかあります。
ここでは、空き家を売りたい場合、現状のまま売る方法と更地にして売る場合のメリットについてご紹介します。
空き家を現状のまま売る場合について
古家付き土地として空き家を売る方法があります。
建物に価値がないため、土地だけの価格で売る方法で、基本的に土地だけを望んでいる方に対して売ります。
空き家を売りたい方にとって、解体費用や解体する手間が不要であったり、契約不適合責任を免責にできたりするなどのメリットがあります。
また、物件を買う側にも住宅ローンを組んで購入できるといったメリットがあります。
デメリットは、相場よりも安く売ることになるほか、物件を欲しいと考える方があまり多くないため売却しにくいことです。
空き家を更地にして売る場合について
価値がない建物を撤去し、更地にして売る方法があります。
建物がない状態のほうが売れやすい傾向があるため、そこにメリットを感じる方もいるようです。
ほかにも、地盤調査などもしやすく土地の状態を確認できるのも良いところです。
しかしながら、解体費用がかかるといったデメリットもあります。
一般的な広さの木造住宅であれば、解体するために80~100万円くらいかかります。
また、古家付きと比較して、固定資産税が高いことも気になる点だと言えるでしょう。
つまり、空き家を早く売りたいと思い更地にしたにも関わらず、売れない期間が長引くと、その分高くなった固定資産税を支払うことになるということです。
費用について
現状で売る場合と更地にする場合、両方にメリットとデメリットがあるため、慎重に検討して判断することが必要です。
また、どのような方法であっても、空き家を売る場合費用がかかるため、あらかじめ確認しておきましょう。
建物を解体する場合は、その費用がかかります。
また、譲渡所得税が発生しますが、これは所有してから5年を超える場合と5年以下の場合によって税率が異なっています。
ほかにも相続後に名義変更していない場合は、相続登記費用が必要になります。
名義変更しないまま空き家を売ることができないため、注意が必要です。
まとめ
空き家を売りたい場合、現状のままで売る方法と更地にして売る方法があります。
どちらにもメリットとデメリットがありますので、よく考えて判断してください。
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